中山競馬場のコースは芝で、内回りと外回りがある。内回りのコースは一般的なトラック状をしていて1667m(1周)。外回りは空から見るとおむすびのように見える。全長1840m、直線の長さは310m。ダートコースは芝コース内回りよりさらに内側に設けられている。全長1493m直線は308m。いずれもゴール前に高低差2mを超える急な坂が存在しており。レースとして大きなポイントと挙げられることも少なくない。障害コースはダートコースの内側から芝・外回りに設けられ、全長1456m。途中でダート、芝内回りのコースを横切る。その真ん中には大障害コースがある。年に2回しか使われない。その2回とは春の中山グランドジャンプ、暮れの中山大障害。1回目では大竹柵(高さ:160cm幅:205cm)2回目では大生垣(高さ:160cm幅240cm)をクリアし、急な坂も用意されているなど馬にとって難関なコースである。このレースを傷害の最強決定戦という呼び方をする人も少なくない。
中山競馬場の伝説
昭和の終わりから平成のはじめにかけて、武豊騎手やオグリキャップなどの人気によって空前の競馬ブームが巻き起こった。1990年の12月23日第35回有馬記念では同競走馬場最高の入場者177,779名を記録した。これが発端となって、大事なGl級競争の開催日には入場制限処置が取られるなどの配慮が行われた。ちなみにこのレースを優勝したのはこのレースで引退を表明していたオグリキャップ。4番人気(オッズ5.5倍)だった。この年クラシックで好走していたホワイトストーンとメジロライアンが1、3番人気であった。レースはこの2頭で争われ、オグリは終わったと誰もが思っていた。しかし、蓋を開けてみればオグリキャップの底力は生半可なものではなかった。メジロライアンといい勝負をしたものの、やはりオグリキャップと武豊のコンビニは勝てなかった。とはいえ先程も述べたとおり、オグリキャップはこの年で引退。引退することもあってか、勝利により17万人の大観衆から「オ・グ・リ!オ・グ・リ!オ・グ・リ!」とオグリコールが中山競馬場に響き渡った。ファンは涙を流し、勝利による喜びで抱き合うファンも多くみられた。
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